2012年5月18日金曜日

Solaris10でDHCPサーバ構築

Solaris10(x86)でDHCPサーバを構築する。

①DNSの起動
bash-3.00# /usr/local/sbin/named -c /usr/local/etc/named.conf

②DHCPサーバの構成
<前提>

DHCPサーバの固定IPアドレスは192.168.10.4とする。

bash-3.00# /usr/sadm/admin/bin/dhcpmgr &
[1] 1287
bash-3.00# Java Accessibility Bridge for GNOME loaded.

・DHCPサーバとして構成を選択して[了解]をクリックする。


・テキストファイルを選択して[次へ]をクリックする。


・/etc/dhcpを入力して[次へ]をクリックする。



・/etc/hostsを選択して[次へ]をクリックする。



・リース期間を1日とし、「クライアントにリースの更新を許可する」にチェックを入れて[次へ]をクリックする。


・DNSドメインに自ドメインが入っていることを確認して、[次へ]をクリックする。



・ネットワークアドレスとサブネットマスクを設定して、[次へ]をクリックする。



・「ネットワークタイプ:ローカルエリア」、「ルータ検索プロトコルを使用」にチェックを入れて、[次へ]をクリックする。



・NISは使わないので、そのまま[次へ]をクリックする。



・NIS+も使わないので、そのまま[次へ]をクリックする。


・画面内容を確認して、[完了]をクリックする。


・しばらく(2~3分)経過後、以下が表示される。



・IPアドレスの割り当て数を指定する。(例:10個)



・開始IPアドレスやクライアントのホスト名のルールを指定する。










・リースタイプは動的とする。







③DHCPクライアントの設定(Solarisの場合)
# touch /etc/dhcp.e1000g0
# shutdown -y -i6 -g0
※/etc/hosts、/etc/netmask、/etc/defaultrouterには設定不要。/etc/hostname.<NIC>と/etc/nodenameの設定は必要。



リブート後の設定状況(クライアント)は以下のとおり。自動でホスト名とIPアドレスが設定される。


④IPアドレス配布状況の確認

・表示再表示より、IPアドレス配布状況の確認が可能。(例:192.168.10.160が割り当て済み)

※IPアドレスの有効期限などが分かる。



・/etc/dhcp配下には管理ファイルが格納されていた。(書式は不明)



<参考>
http://docs.oracle.com/cd/E24845_01/index.html
→Solaris のシステム管理 (IP サービス)

0 件のコメント:

コメントを投稿